願 叶



自然と3日前のあの会話がよみがえった。

『あんなの気にするな。俺が明日にでもネコ鍋にしてやる。明日、ネギと豆腐買って来なきゃな。』



ネコ鍋――――!!!



ヤバイよ。この肉、あの三毛猫じゃない!?!?


皆、平然と食べてるし・・・。


どうしよ・・・毎日カラスとかネコとかこの家の人達は食べてるの!?!?

「大丈夫ですか?小川さん。」


「へっ?あぁ・・・はい。」


李織さんの言葉で私はハッとした。


コレは食べたくない・・・。


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