願 叶



しばらくすると部活練習が終わり、榛原先輩はコッチへとちかずいてきた。



心臓がドキドキする・・・



この感じ・・・。


私は手を胸にあて深呼吸する。


「あの、榛原先輩!」


手が震えないよう、手をぎゅっと握りしめ先輩に話しかけた。


「・・・ん?」


優しい声で返事をかえしてくれる先輩にホッとする私。


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