願 叶



「榛原先輩・・・。」


私はそっとポケットから果物ナイフをとりだす。


「ひっ。」


朋はそれを見て声をあげる。


「死んで・・・私と、幸せになりましょ。」


私はゆっくり榛原先輩に近づく。


そして、大きく腕を振り上げた・・・・。


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