願 叶




「でも!!朋がっ!!!!!」


そう私が叫ぶと、朋が私におそるおそる近づく・・・・



「千春・・・ごめんね。」


そう一言、朋は言った。







「もう、おそいよ・・・。」


私は血まみれな雪君を抱き抱えながら、そこで泣きくずれた。



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