願 叶

ドSメガネ君の秘密




ガバッ!!!!


目が覚め、勢いよく起き上がるとそこは天神さんが貸してくれた部屋のベッドの上だった。


「・・・あれ?」


・・・夢?


「やっと、目が覚めたか。」


そう聞き覚えがある声が聞こえ、そこを見てみると本を片手にイスに座る藍色の髪の男の子・・・。


「あの、私・・・。」


「俺がいなかったら、あいつ死んでたよ。」


そう言われ、あの生々しい光景がよみがえる。


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