願 叶



「じゃあ、私のせいでお母さんは!?」


「死んだよ。」



そう、ためらいもなく雅君にそう言われた。





・・・お母さん、私なんかのために?




そう思っていると、また涙があふれそうになった。


すると、雅君が私の腕をひっぱり店の外へと連れ出された。


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