生き続ける意味

ガラッ


そんなことを考えていると、ドアが空いた。


「桜ちゃーん。お昼ご飯だけど... 食べれる?」


入ってきたのは、茜さん。

ワゴンに、あたしのお昼ご飯をのせている。


茜さんは、お昼ご飯のトレーをベッドの机に置くと、あたしのもとへきた。


「桜ちゃん?めずらしいね。おとなしくベッドにいるなんてえらいね。でも、調子がよかったら、遊んでてもいいわよ?プレイルームとかね。」


そう笑顔で言う茜さん。




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