生き続ける意味
「西城高校ー!」
先生たちが、校庭で学校ごとに生徒をまとめてる。
あたしたちも、呼ばれたところに行って。
いよいよ、出発になった。
「さーくら!勉強進んでる?」
「実優!あ、いたんだ!」
このへん生徒多くて、ぜんぜんわかんなかった...。
「さっきからいたんだけど...」
あぁ..すいません。そんなに落ち込まないでほしく...。
ね!翔は気づいてたもんね!
「...へ?俺?いやぜんぜん。」
......すこしは空気読め!この人!!
でも、そんなことをやってる間に実優はすっかりもとに戻ってて。
「ねぇねぇ、それでふたりとも勉強進んでる?」