生き続ける意味





「まじかよ。やっぱ上がってるな。

桜、辛いだろ?」




正直、この間にいろいろあって熱なんて..あんまり感じない。

ただ、寒いは寒いけど。




「寒いだけ。あとは... 大丈夫。」





けど、亮樹兄ちゃんは怪訝そうな顔。



「ほんとか?...まぁ今は寝とくか?

点滴打っとくな。」




点滴を持ってきて、針の準備をする。


あたしは、もう抵抗する気力がなくてべっどに横になった。









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