生き続ける意味






目をつむってたら、首に冷たいものが触れた。



そっと目を開けると、亮樹兄ちゃんが首をさわっていた。




「ここの腫れてるの...大きくなったな。」




なんて、つぶやきながら。


え..?

そっと触れると、たしかに首の所に膨らんでるものがあった。




「これ、前からあったの?」



「ん?お前気づかなかったかのか?」



すこし違和感はあったけど。

知らなかった。






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