[完結]お試し同居してみたら甘い恋がはじまりました。
あと、なんでリビングにいるの!!
「熱、37.5度まで下がったし」
「でもまだ本調子じゃないでしょ!!十分熱あるって言える体温だよ!!」
そう言うと湊君は耳をふさいで顔をしかめた。
「いがるな、頭に響く」
「あ、ごめん」
って、素直に謝る前に湊君をベッドまで連行しなくちゃ。
「部屋に戻って。……あ、ご飯食べた?キッチンにメモ置いておいたんだけど」
そう言うと、湊君はふわりと私の頭を撫でた。
「うまかった。ありがと」