[完結]お試し同居してみたら甘い恋がはじまりました。



そう言ってはにかんでからおとなしく自分の部屋に戻ってくれた。

湊君がいなくなってからも私はしばらくの間リビングの出入り口を見つめていた。



「……顔、暑い」



なんなの、一体……。
湊君の風邪、移っちゃった?



……はっ、ぼーっとしてる場合じゃない!!


早く自分の課題済ませて、それからまた湊君の様子見に行かなくちゃ。

また起きてスマホいじってたりしてたら注意しないといけないしね。



私は自分のご飯を冷蔵庫の中にあったもので適当にみつくろって食べてから、食器を片付けてお風呂に入った。

しっかり髪の毛を乾かしてから自分の部屋へ。



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