俺様アイドル×変態ピアニスト
「はあっはあっ あと2分で体育館にいかねば入学取り消し~!」
魅音は学園の校門を全力でくぐった。時刻は8時58分。
入学式は9時ちょうど。魅音の通う桃ケ丘学園は全寮制で規則に厳しく、遅刻は絶対に許されないのである。
「おいっ!!そこの女!!!邪魔だどけ!!!!!」
魅音の後ろからブォーンとバイクに乗った男に抜かされた。
「ふう、入学初日から退学なんてごめんだぜ。」
男がバイクを降りようとした瞬間、驚いて目を見開いた。
「なっ・・・なんでおまえが後ろに乗ってんだよ!?」
バイクの後ろにはご丁寧にヘルメットまで被った魅音がちょこん、と座っていた。
「え?いやだってバイクのが早いし?」
すとん、と平然とバイクから降りる魅音。早く中に入らないと遅刻しちゃいますよ?と言われるが男は口をぱくぱく。
魅音は学園の校門を全力でくぐった。時刻は8時58分。
入学式は9時ちょうど。魅音の通う桃ケ丘学園は全寮制で規則に厳しく、遅刻は絶対に許されないのである。
「おいっ!!そこの女!!!邪魔だどけ!!!!!」
魅音の後ろからブォーンとバイクに乗った男に抜かされた。
「ふう、入学初日から退学なんてごめんだぜ。」
男がバイクを降りようとした瞬間、驚いて目を見開いた。
「なっ・・・なんでおまえが後ろに乗ってんだよ!?」
バイクの後ろにはご丁寧にヘルメットまで被った魅音がちょこん、と座っていた。
「え?いやだってバイクのが早いし?」
すとん、と平然とバイクから降りる魅音。早く中に入らないと遅刻しちゃいますよ?と言われるが男は口をぱくぱく。