Dear My Friends
season.1
急いで階段を駆け上る。
理由は、遅刻しそうだから、なんだけど。
「サキ~! おはよ~」
教室に吸い込まれるように入り込むと、窓際の前から3番目の席で、サオがヒラヒラと手を振っていた。
皆瀬 咲
14歳
この学校に転校して3ヶ月。
『サオ』は、この学校に来て一番初めに仲良くなった子。
明るくてオシャベリ好きな時田 早織。
「おはよ」
あたしもそれに笑顔で応えて、サオのひとつ前の席に座った。
ふぅ、と一息ついて、目は自然と教室の掛け時計に向く。
なんとか遅刻は免れたようで、小さく胸をなで下ろした。
「遅かったけん、遅刻かと思ったがね」
「うん。寝坊したから焦っちゃったよ」
「ほんとサキは、朝が弱いんだけん」
サオはいやらしく笑いながら、あたしの肩を叩いた。
そんなこんな話していると、隣の席に大きめのスポーツバックがドカッと置かれた。
「おはよ。ゲンタも遅かったの」
サオはそう、あたしの隣の席に向かって笑顔を向ける。
そこに立っている彼は、息を切らせながら、ニカッと歯を見せて笑った。
彼は森本 元太。よく話すクラスメート。
「おはよう」
あたしも元太に笑顔を向けた。
理由は、遅刻しそうだから、なんだけど。
「サキ~! おはよ~」
教室に吸い込まれるように入り込むと、窓際の前から3番目の席で、サオがヒラヒラと手を振っていた。
皆瀬 咲
14歳
この学校に転校して3ヶ月。
『サオ』は、この学校に来て一番初めに仲良くなった子。
明るくてオシャベリ好きな時田 早織。
「おはよ」
あたしもそれに笑顔で応えて、サオのひとつ前の席に座った。
ふぅ、と一息ついて、目は自然と教室の掛け時計に向く。
なんとか遅刻は免れたようで、小さく胸をなで下ろした。
「遅かったけん、遅刻かと思ったがね」
「うん。寝坊したから焦っちゃったよ」
「ほんとサキは、朝が弱いんだけん」
サオはいやらしく笑いながら、あたしの肩を叩いた。
そんなこんな話していると、隣の席に大きめのスポーツバックがドカッと置かれた。
「おはよ。ゲンタも遅かったの」
サオはそう、あたしの隣の席に向かって笑顔を向ける。
そこに立っている彼は、息を切らせながら、ニカッと歯を見せて笑った。
彼は森本 元太。よく話すクラスメート。
「おはよう」
あたしも元太に笑顔を向けた。