Dear My Friends
今日は、恋人たちが胸をときめかせる、クリスマス。
昨日降った雪のおかげで、雪景色が一面に広がっている。
あたしは今まで、こんなに積もる雪を見たことがない。
感激してはしゃぎながら「ホワイトクリスマスになるかな?」と聞いたら、サオに笑いながら「毎年だよ」と言われた。
今日は、サオ・元太・翔くんと翔くん宅でクリスマスパーティー。
翔くんと元太を部屋に残して、あたしとサオはリビングで、サオ曰く、『女の話』中。
「それにしても、あんたらもしつこいなー」
サオが呆れたように、ため息をついた。
「何が?」
「いつまで経っても全然くっつかんけん」
サオは手に持っていたオレンジジュースを軽く飲んだ後、ニヤッと不適な笑みを浮かべた。
「どこの誰やったかの~? あぎゃんこと言っちょったのー」
「え…」
「ねぇ、ゲンタのこと好きかもしんない」
サオはあたしの声真似をして、わざとらしく笑みを浮かべ、肘で小突いてきた。
あたしは1ヶ月くらい前、サオにその言葉を言ったのだ。
昨日降った雪のおかげで、雪景色が一面に広がっている。
あたしは今まで、こんなに積もる雪を見たことがない。
感激してはしゃぎながら「ホワイトクリスマスになるかな?」と聞いたら、サオに笑いながら「毎年だよ」と言われた。
今日は、サオ・元太・翔くんと翔くん宅でクリスマスパーティー。
翔くんと元太を部屋に残して、あたしとサオはリビングで、サオ曰く、『女の話』中。
「それにしても、あんたらもしつこいなー」
サオが呆れたように、ため息をついた。
「何が?」
「いつまで経っても全然くっつかんけん」
サオは手に持っていたオレンジジュースを軽く飲んだ後、ニヤッと不適な笑みを浮かべた。
「どこの誰やったかの~? あぎゃんこと言っちょったのー」
「え…」
「ねぇ、ゲンタのこと好きかもしんない」
サオはあたしの声真似をして、わざとらしく笑みを浮かべ、肘で小突いてきた。
あたしは1ヶ月くらい前、サオにその言葉を言ったのだ。