Dear My Friends
今日は、快晴だ。
雲一つない、いい天気。
あたしの想いは、君に届きますか?
あの恋は、君とあたしの、小さな片思いだったね。
空を見上げる。
君が見上げる青空とあたしが見上げる青空が、繋がっていることをあたしは知ってる。
『世界中どの空も、ひとつなんだよなぁ』
昨日君が、思い出させてくれたんだ。
空は、すごく大きいこと。
「はー…。空が高いな~」
サオも見上げたのだろう。
そんな声が返ってきた。
君が地球の裏側に行っても、それは変わらない。
だって空は、ひとつしかないから。
元太。
元気でいてね。
ねえ、あたし言えるよ。
あんたはあたしの、最高の『友だち』だった。ってね…。
『咲へ
俺はお前に言いたかったことがある。
俺は、お前が好きだったから。
以上
森本 元太』
『元太へ
あたしも元太が大好きでした。
ありがとう。
咲』
この空の下のどこかの君へ。
伝えたいことがあるんだ―…。
―Fin―
雲一つない、いい天気。
あたしの想いは、君に届きますか?
あの恋は、君とあたしの、小さな片思いだったね。
空を見上げる。
君が見上げる青空とあたしが見上げる青空が、繋がっていることをあたしは知ってる。
『世界中どの空も、ひとつなんだよなぁ』
昨日君が、思い出させてくれたんだ。
空は、すごく大きいこと。
「はー…。空が高いな~」
サオも見上げたのだろう。
そんな声が返ってきた。
君が地球の裏側に行っても、それは変わらない。
だって空は、ひとつしかないから。
元太。
元気でいてね。
ねえ、あたし言えるよ。
あんたはあたしの、最高の『友だち』だった。ってね…。
『咲へ
俺はお前に言いたかったことがある。
俺は、お前が好きだったから。
以上
森本 元太』
『元太へ
あたしも元太が大好きでした。
ありがとう。
咲』
この空の下のどこかの君へ。
伝えたいことがあるんだ―…。
―Fin―