上等!舞姫闘争!!
ある日学校から帰ると母がソファーで寝っ転がっていた。


「お母さん、ただいま」


「芹那おかえり」


体を起こしながら言うお母さんを見て私は目を見開いた。


お母さんの左頬は酷く赤く腫れていた。


「お、お母さん、その頬どうしたの」


「ぁ、す、少しね」
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