トイレからの溺愛警報!!〜そんな可愛い顔すんなって!〜
「柚ちゃん、好きな人いるの?」
これ聞くの
どれだけ嫌だったか、とか、知らねーだろうな。
ここで、うんとか言われたら、
俺、死んじゃうっての。
そんな顔で柚ちゃんに煮玉子を戻しながら聞く。
「……いない。」
……良かった。
「そっか。彼氏もいないよね。」
これは、母親から聞いて知ってる。
だから。
大丈夫。
「龍之介だって、いないじゃん。な……」
はは。
少しは、
分かってくれたかな?
「うん、柚ちゃんがずっと好きだったからね。誰とも付き合わないよ。」
そう。
だから、
お願い、
早く俺を好きになって。
これ聞くの
どれだけ嫌だったか、とか、知らねーだろうな。
ここで、うんとか言われたら、
俺、死んじゃうっての。
そんな顔で柚ちゃんに煮玉子を戻しながら聞く。
「……いない。」
……良かった。
「そっか。彼氏もいないよね。」
これは、母親から聞いて知ってる。
だから。
大丈夫。
「龍之介だって、いないじゃん。な……」
はは。
少しは、
分かってくれたかな?
「うん、柚ちゃんがずっと好きだったからね。誰とも付き合わないよ。」
そう。
だから、
お願い、
早く俺を好きになって。