トイレからの溺愛警報!!〜そんな可愛い顔すんなって!〜
「なんで!!なんなの!?」

「え!?」

「人の事散々、振り回して、嘘とか!!」

「え、いや、うん。だから、ごめんって。」

そう言って苦笑いする
龍之介に

また、泣きそうになりながら、
怒りをぶつける。


「なんなの!なんなのよ!!
あんた!最低!!最悪!!」

なのに……

「私、龍之介が、好きになってきてんのに……」

涙声で、
小さい声で、そうつぶやく。

もう、

なんで、

こんなになっちゃうの?

私、ここから、

片思いしてくの?


龍之介が他の子と付き合うのを黙って見てくの?

馬鹿みたいじゃん。



なんで、なんで、こんな事になってんのよ……
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