地味子×腹黒王子

あとから愛ちゃんに聞いたら今日のことはみんな奇跡と思い込んでくれているらしくて…



本当によかった.....


目立っても良いことないしね




それから愛ちゃんと話したり

ボーっとしてたら

あっというまに6限目まで過ぎてしまった


入学早々目立ってしまったと悲観的になっている私に愛ちゃんは

『大丈夫だよ』

といつもの笑顔で声をかけてくれてちょっと安心した


「爽香!!ちょっと来て!」


「なに?愛ちゃん」



私は愛ちゃんの言われるがままに引っ張られていった


何処に行くんだろう.....



「ついたよ♪」



そこには≪生徒会室≫と堂々と書かれていた



えええええ



なんで私が生徒会室に?!



愛ちゃんはいつものニコニコ笑顔で私を見る


こんな笑顔で見られたら帰れないよ.......


「じゃあいくわよ」

ガチャ 

問答無用でドアを開ける


愛ちゃんってこういうとき強引なんだよね


こんなこと考えてる場合じゃないどうしよう....?


1逃げる 

2おとなしくここにいる 

できれば1がいいんだけど......
「まさか逃げようとか考えてないよね♡」

愛華様怖いです 

とても


愛ちゃん怖すぎるよ....


顏は笑ってるけど目がわらってないよ?


愛ちゃん....
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