❤冷血王子は恋愛コーチ❤
「はいはい。」ったくもう!
「今回の試合相手は、手ごわいんだ。」
手ごわい?
「どこ高?」
「西高。そこのエースは、強いんだ。」
大輔、自信がないのかな?
「大輔なら平気だね!」
「え?」
「だって、サッカー部のくせにバスケ部のエース 私に勝ったんだよ?
サッカー部のエースごときに負けるわけないでしょ?」
「ははっ!そうだったね。」大輔の顔に、笑顔が戻った。
「それに、その相手に負けたら、私、許さないから!
承知しておいてよね!」
気持ちで負けんなよ!