❤冷血王子は恋愛コーチ❤
♪解決しなくちゃいけないこと♪
「今日、来ない方がよかったね。」
試合が終わり、大輔と一緒に帰っている。
「ううん。千尋の事は、きっちり踏ん切りをつけないとだったから、良かったよ。逆に。」
それに、大輔がいたからも大きかった。
「もし、あの場に大輔がいなかったら、
私多分、千尋の事殴ってた。」
そのくらいに憎らしい男だから。
「そっか。」大輔は、気を使ってくれてる。
そんな隠れた優しさを私は知ってるから。
「解決ってできたの?」大輔が聞く。
「んーまだだと思う。だって、悪いのはあっち。千尋から謝罪がない限り、私は解決したとは思わないかな。
まぁ謝られても許すつもりなんてないけどね。」