❤冷血王子は恋愛コーチ❤
「本当にごめん!私もずっと千尋の事が好きだったのかもしれない。」
でも、今は大輔がいるから。
「そっか。俺もずっと好きだったよ。今もって言ったら困るかもしれないから言わないけど。」
「ねぇ最後にさ、一回抱きしめていい?
強く。」
これが私と千尋のけじめ。
「うん。いいよ。」私も強く抱きしめる。
これで終われるね?千尋。
この時私は、私と千尋が抱き合ってる姿を大輔に見られている事なんて、知らなかった。