桜の花束
ガヤガヤ……
今日も廊下は騒がしい。皆、誰かと話してる。
ちょっと羨ましいとか思ったり思わなかったり……
「「「「キャーッ!!」」」」
さらに騒がしくなった。なんだろう。後ろを振り返ると、
「春輝ー!今日は何食べるぅ?私のお弁当食べない??」
「亜美ちゃん、何言っても無駄っすよ!春輝は絶対購買のパンって決まってるんっすから!」
「ひょー!今日も俺ら目立ってるぅ!な、はるっち?!」
「……うっせ」
……私とは無縁の世界にいる人達。全員違うクラスだけど、私でも知っている、この学校のアイドル。
特に、あの金髪男!
確か……
「橘 春輝」
あ、つい呟いちゃった……
まあ別に聞こえてないだろうし、早く屋上行こうっと。あれ?視界がふさがれて見えな「何?」
「え?」
「俺が、何?」
それが、私と橘 春輝の出会いでした。
今日も廊下は騒がしい。皆、誰かと話してる。
ちょっと羨ましいとか思ったり思わなかったり……
「「「「キャーッ!!」」」」
さらに騒がしくなった。なんだろう。後ろを振り返ると、
「春輝ー!今日は何食べるぅ?私のお弁当食べない??」
「亜美ちゃん、何言っても無駄っすよ!春輝は絶対購買のパンって決まってるんっすから!」
「ひょー!今日も俺ら目立ってるぅ!な、はるっち?!」
「……うっせ」
……私とは無縁の世界にいる人達。全員違うクラスだけど、私でも知っている、この学校のアイドル。
特に、あの金髪男!
確か……
「橘 春輝」
あ、つい呟いちゃった……
まあ別に聞こえてないだろうし、早く屋上行こうっと。あれ?視界がふさがれて見えな「何?」
「え?」
「俺が、何?」
それが、私と橘 春輝の出会いでした。