君のコト
『結城君と初めて話しちゃった!!ヤバイ…メッチャ嬉しい!』

そんなことを考えながらぼーっと先生の話を聞いてると、コツンと机に何かが落ちた。

「ん?」

それは小さく折ってある手紙だった。

『誰からだろ?』

そう思った。

周りをキョロキョロと見てみると、隣の結城君が自分を指差しながらニッコリとしていた。

『えっ!?結城君から?なんだろ…』

そんな思いが胸にありながらもゆっくり手紙を開いた。
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