memory〜紅い蝶と私の記憶〜
「さすが星南。天然っす!」
「本当に星希の妹か疑いたくなりますね」
「なっ!星南はれっきとした俺の妹だ!」
「敬礼!可愛い〜!!」
…みんな言いたい放題ですね。
そして天然ではありません。
「とりあえず話はいじょ…」
「お兄ちゃん?」
どうしたの?
いきなり黙って…。
お兄ちゃんは何も答えず、ただ扉を見つめている。
「…幸助、今すぐ戦闘準備だ」
「攻めてきましたか」
「ああ。狙ってきたか…偶然か」
攻めてきた?
狙ってきた?
どういうこと?
私にもわかるように説明して?!
「美鈴、昶」
「いつでもいけるっす」
「僕も大丈夫です」
美鈴ちゃんと高松くんは意味がわかったの?
…ああ、その顔を見れば何となくわかってきた。
みんな、さっきの優しい顔じゃない。
族の、顔だ。
「本当に星希の妹か疑いたくなりますね」
「なっ!星南はれっきとした俺の妹だ!」
「敬礼!可愛い〜!!」
…みんな言いたい放題ですね。
そして天然ではありません。
「とりあえず話はいじょ…」
「お兄ちゃん?」
どうしたの?
いきなり黙って…。
お兄ちゃんは何も答えず、ただ扉を見つめている。
「…幸助、今すぐ戦闘準備だ」
「攻めてきましたか」
「ああ。狙ってきたか…偶然か」
攻めてきた?
狙ってきた?
どういうこと?
私にもわかるように説明して?!
「美鈴、昶」
「いつでもいけるっす」
「僕も大丈夫です」
美鈴ちゃんと高松くんは意味がわかったの?
…ああ、その顔を見れば何となくわかってきた。
みんな、さっきの優しい顔じゃない。
族の、顔だ。