memory〜紅い蝶と私の記憶〜
うぅ…まだ顔熱いっ。
いわゆる壁ドンというものをされたわけですが、今の状態を見ると…男慣れしてない…よね?
また1つわかった。
って、まただ!!
もう過去は捨てるんだから!
…でも、記憶を失くす原因となったことを思い出すのは辛いけど、こうやって〝自分〟を知ることはいいことかも。
…なぁんてね。
「そうだ、星南。お願いが2つあるんだ」
「お願い?」
なんだろ?
「うん。まず1つは、僕のこと名前で呼んでほしいんだ」
「名前?え…っと、あ、あき…ら?」
…………………あれ?
反応がない?
「昶?」
チラッと昶を覗き込むと…。
顔を真っ赤っかにさせていた。
いわゆる壁ドンというものをされたわけですが、今の状態を見ると…男慣れしてない…よね?
また1つわかった。
って、まただ!!
もう過去は捨てるんだから!
…でも、記憶を失くす原因となったことを思い出すのは辛いけど、こうやって〝自分〟を知ることはいいことかも。
…なぁんてね。
「そうだ、星南。お願いが2つあるんだ」
「お願い?」
なんだろ?
「うん。まず1つは、僕のこと名前で呼んでほしいんだ」
「名前?え…っと、あ、あき…ら?」
…………………あれ?
反応がない?
「昶?」
チラッと昶を覗き込むと…。
顔を真っ赤っかにさせていた。