memory〜紅い蝶と私の記憶〜
第八章
やってきました、当日です
昶と街デートしてから数日。
避けられるかな、って思ってたけどそんなこともなく、いつも通りに接してくれている。
接して…はくれてるんだけど、逆に私が変な態度ばかりとってしまってる。
あんなことあったばかりだから、普通にとかそんな図太い神経してないんですよっ!
普通普通と意識するほど余計に変になっちゃうし…。
いつもと違う私たちに、お兄ちゃんたちは心配してるみたい。
わかってはいるけど…何があったかなんて言えないし。
「星南ー!高松くんお迎えに来てくれたわよ〜!」
「はーい!」
忘れ物はないね。
カバンを持って玄関へと行く。
ドアを開けると、そこには空を眺める昶の姿。
「お、おはよっ」
「おはよう、星南」
昶はお兄ちゃんが一緒に学校に行けない時はこうして迎えにきてくれる。
気まずいけど、お兄ちゃんには言えないし…。
理由聞かれたときだしね。
避けられるかな、って思ってたけどそんなこともなく、いつも通りに接してくれている。
接して…はくれてるんだけど、逆に私が変な態度ばかりとってしまってる。
あんなことあったばかりだから、普通にとかそんな図太い神経してないんですよっ!
普通普通と意識するほど余計に変になっちゃうし…。
いつもと違う私たちに、お兄ちゃんたちは心配してるみたい。
わかってはいるけど…何があったかなんて言えないし。
「星南ー!高松くんお迎えに来てくれたわよ〜!」
「はーい!」
忘れ物はないね。
カバンを持って玄関へと行く。
ドアを開けると、そこには空を眺める昶の姿。
「お、おはよっ」
「おはよう、星南」
昶はお兄ちゃんが一緒に学校に行けない時はこうして迎えにきてくれる。
気まずいけど、お兄ちゃんには言えないし…。
理由聞かれたときだしね。