memory〜紅い蝶と私の記憶〜
「大事だよ。会議に出席してもらうのはね、見届けるって理由の他にもあって」


「え、他にも理由があるの?」


「同盟組むのにお互いの姫知らなくて、間違って潰しちゃったらダメでしょ?」


…気のせいかな。


あの昶から潰すって言葉が聞こえたんですが。


うん、気のせいだ。


「潰しちゃってから気づいても遅いからね」


…気のせいではなかったようです。


だんだんとイメージが変わっていきますな。


「なるほど。それなら私は絶対にいないとね」


潰されるのはごめんですから。


「うん。まぁ、紅蝶だからいい人たちだと思うけど…不良なのは変わらない。見た目怖いかも…だけど大丈夫?」


うっ…。


そうだよね、不良だもんね。


紫色と赤色の髪色の人とかもいるのかな?!


moonはそんなにすごい髪色の人いないから大丈夫だったけど…。








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