memory〜紅い蝶と私の記憶〜
「ああ。星南が出かけるならここにいる理由もないしな。紅蝶の方にも顔出さないといけないし」


「そうか…。それなら仕方ねぇか」


「ごめんな。ちょっとバタバタしてるんだ。それが落ち着いたら歓迎会でも開こう」


「それいいな!moonの奴ら、そういうの好きだし、憧れの紅蝶だからな!きっと盛り上がるぞ!」


…あれ?


いつの間にか仲良くなってる?


嬉しいけど…なんかムカムカするなぁ。


お昼ご飯食べ過ぎたかな?


「…で、昶とどこ行くんだ」


あ、そこに戻るのね。


「話があるらしいの。話聞いたら多分だけど解散すると思うよ」


どこか行くなら電話の時に言ってるだろうし、それもなかったから出かけないと思う。


私の勝手な推察なんだけどね。











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