memory〜紅い蝶と私の記憶〜
「ありがとう、つき君。これからも、恋人としても、相棒としてもよろしくね!」
満面の笑みでピースをすると、つき君の顔が近づいてきて。
ちゅっ。
「ちょっ?!つき君っ?!?!」
き、きすは嬉しいけどね?!
ここ外だから!
忘れてたけど、みんないるからね?!
「…星南、好きだ。これからもよろしくな」
ああ、本当に反則だよ。
そんな顔で笑うなんて…っ。
つき君に聞こえるか聞こえないかぐらいの小さな声で、〝私も好きだよ〟って言う。
それに返事も何もなかったけど、頭を優しく撫でられたのと、つき君が笑った気配がしたからきっと聞こえたんだなって。
なんて2人の世界に入ってると、痺れを切らしたのか少し離れたところにいた庵が大きな声で叫んだ。
「そこのバカップルー!もう行くでー!」
「再会が嬉しいのはわかるけどー」
「早く帰ろうよー」
「「お腹空いちゃったよーー」」
ふふっ、あの子達は全く。
「さ!私たちの大切な居場所に帰ろう!」
私の大切な人たちの元へ…。
満面の笑みでピースをすると、つき君の顔が近づいてきて。
ちゅっ。
「ちょっ?!つき君っ?!?!」
き、きすは嬉しいけどね?!
ここ外だから!
忘れてたけど、みんないるからね?!
「…星南、好きだ。これからもよろしくな」
ああ、本当に反則だよ。
そんな顔で笑うなんて…っ。
つき君に聞こえるか聞こえないかぐらいの小さな声で、〝私も好きだよ〟って言う。
それに返事も何もなかったけど、頭を優しく撫でられたのと、つき君が笑った気配がしたからきっと聞こえたんだなって。
なんて2人の世界に入ってると、痺れを切らしたのか少し離れたところにいた庵が大きな声で叫んだ。
「そこのバカップルー!もう行くでー!」
「再会が嬉しいのはわかるけどー」
「早く帰ろうよー」
「「お腹空いちゃったよーー」」
ふふっ、あの子達は全く。
「さ!私たちの大切な居場所に帰ろう!」
私の大切な人たちの元へ…。