memory〜紅い蝶と私の記憶〜
「えー急すぎません?」
「そうですよ、星希、美鈴。星南さんだって疲れているんですから」
幸助先輩の言葉にしゅんと悲しそうな顔で俯くお兄ちゃんと美鈴ちゃん。
あーっ、もうっ!!
「明日!」
「「え?」」
「別に明日でもいいです!…ヒマですし」
ボソッと呟いた言葉に、2人は目をキラキラと輝かせる。
その嬉しそうな顔を見ると、私の選択肢はどうやら間違っていなかったようです。
「いいの?そんなこと言うとあの2人…もっと止まらなくなるよ?」
「昶の言う通りです。星南さんは2人を甘くみすぎています。今なら取り消せます。どうしますか?」
2人が心配するほどって…。
そうだよね。
私がオッケーするってことは、2人も巻き込まれるってことだし。
それでも…私は取り消すなんてしたくない。
「そうですよ、星希、美鈴。星南さんだって疲れているんですから」
幸助先輩の言葉にしゅんと悲しそうな顔で俯くお兄ちゃんと美鈴ちゃん。
あーっ、もうっ!!
「明日!」
「「え?」」
「別に明日でもいいです!…ヒマですし」
ボソッと呟いた言葉に、2人は目をキラキラと輝かせる。
その嬉しそうな顔を見ると、私の選択肢はどうやら間違っていなかったようです。
「いいの?そんなこと言うとあの2人…もっと止まらなくなるよ?」
「昶の言う通りです。星南さんは2人を甘くみすぎています。今なら取り消せます。どうしますか?」
2人が心配するほどって…。
そうだよね。
私がオッケーするってことは、2人も巻き込まれるってことだし。
それでも…私は取り消すなんてしたくない。