タラシが本気になる瞬間。





「ごめんね」




そのレオの悲しそうな表情を見ていられなくてウチは謝った。




「いや。謝んなよ。楽しかったぜ?こんなの気にしなくていいから。なんかあったら俺を呼んで?」





あぁ。なんて優しい男なんだろう。




ウチはいつもレオにドキドキさせられてばっかりだよ……。




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