好きにならずにいられない
好きになり過ぎて

目が覚めると隣に岡田さんが寝ている。

そっと頬に触れてみる。

すると

「触るだけでいいの?」

とニヤニヤと笑っている。

「起きてるなら言ってください」

何も言わずに私を抱き寄せてキスをする。

「おはよう」

と触れるだけのキスからどんどん深いものになる。

「んっあっ」

朝からキスに溺れそうになると

携帯が鳴る。
見ると秀一からだった。

パンツだけははいていたので近くにあったシャツを羽織りベットを離れて電話に出る。

「おはよう

今大丈夫?」

「大丈夫って言えば大丈夫だけど無理って言えば無理」

「なんだよ、それ。

あっ誰かいる?」

「うん」

「もしかして岡田さん?」

「そう」

「おめでとう。幸せになれよ

で今日、アイツに会いに行こうと思ってて一緒にどうかなって。

もしよかったら岡田さんも誘って来いよ

ちゃんと色々と説明しなきゃだろ?

俺がいた方がいい気もするし」

「わかった
来るか聞いてみる

じゃあまたあとで」

ベット戻ると

「森田から?」

「そうです

で、これから会うのですがもしよかったら一緒に来てくれませんか?

色々と話をしたいことがあって」

「そうだな

森田にも話したいことあるしちょっと緊張するけど行くか」

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