イケメン達から溺愛されちゃってます2
「…は?」
俺の発言に固まるあいつら。
何のライバルかは言わずしも分かっているだろうが、俺の発言がそれほど衝撃だったんだろう。
…でも、あんなことを言ってくれた子は初めてだったから。
俺のことを体をはって守ろうとしてくれた姿が姉さんと重なって。
守りたい、と思ったんだ。
「本気だから。」
あんな子、好きにならずにいられねえよ
「…お前がそんな目するの初めてじゃねえか。」
目の前のあいつらの1人、蒼が口を開く。
固まっていた奴らも、蒼の声にはっとしたようで、こくこく頷いている。