太陽が沈むまで
プロローグ


貴方はどこか優しくて

どこか不器用で

どこか悲しそうで

全部…全部…
私が包みたいのに…

そんな事貴方が許さなくて


どうしていいか分からなくて
私は貴方の一歩後ろに居た



でも、貴方は私の前から
絶対消えようとしなかったよね

だから私の中から
貴方は消える事はなかったんだ



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