太陽が沈むまで
「へっ」
そんな声を漏らした
私は取りあえず冷たいお茶を飲みながら寛いだ
次の日の事等は考えていなかったがボーっと久々の家で寛ぐのも良いかなと思った
その時は…
朝になると兄貴が出かける準備を始めた
「彼女とデート?」
「ちげーよ!百崎と田中と女で遊び行く」
「はくかあ!懐かしいなあ!あれ?女って?」
興味無かったが女が気になった
「あっ!お前知らなかったっけ?百崎やばい変わったよ!」
兄貴はそう言うと携帯の画面を見せて来た
そこには髪を染めて
いかにもチャラチャラした感じのはくがいた
何も言わなかったらはくかも分からない
それぐらい変わっていた
「うっそ!これはく?」
「そう!外見が変わっただけなら良いけど…」
兄貴はにやけるとプリクラを見せて来た
それはいろんな女と写るはく
「女遊び激しいぞ」
「へ〜あのはくがかあ」
「お前もはくには気をつけろよ」
兄貴はそう言うと風呂に入りに行った
兄貴は私が面食いだと思っている
だから、こんな事を行ったんだ
大丈夫だよ面食いじゃないもん
そんな事を言いながら私は心の中でにやけていた
会いたいなあ…