太陽が沈むまで
電話をきり急いで着替えて髪をとかした

準備が終わると兄貴が部屋に入って来た

「お前どっか行くの?」

「はくに誘われた!早く来いだってよ」

「お前なあ…」

兄貴は呆れた様にため息を付き髪を乾かした

10分くらいして準備が終わり私と兄貴は、はくの家へ行った

ピンポーン

インターホンを鳴らすとお母さんが出て来た

「柚子ちゃん久しぶり!元気だった?」

はくのお母さんはにっこり笑うと私と兄貴を家にあがらせてくれた

私は、はくの部屋に入った
兄貴の部屋と比べて狭い部屋で何故か居心地良い部屋だったのが

少し煙草臭くなっていて
ギター等いろいろな機械が置いてあって狭い部屋が更に狭くなって見えた

驚いていると後ろに人の気配がして、はくの声が聞こえた

「ようっ!」

振り返ると少し見上げる背丈で写真で見るとでは又違ったはくが立っていた

「ちょ!変わったね」

驚きながら見上げていると昔と変わらない笑顔を見せた

「適当に座って!湧髪切るから待ってて」

そう言うと私は、はくの部屋に取り残された

周りを見るとかっこいいポスター
何故かパチンコの機械が置いてあった
< 22 / 30 >

この作品をシェア

pagetop