太陽が沈むまで
二ヶ月前って最近じゃん

ふっきれて無いのかな
でも、そんな事は言えなかった

「しおりは初めての相手なんだ」

「へっ?」

しおり…
それは、この子の名前
初めての相手…か

「そ、そうなんだ」

動揺しながらも笑顔を見せる

「お前も早く男作れよ」

はくはニヤニヤしながら言った

「いつか出来るっ!」

「いつかね」

そんなくだらない話をして夜になり田中も家に帰った
< 27 / 30 >

この作品をシェア

pagetop