太陽が沈むまで
「ほお〜〜っ」

疑いの眼差しを受け何も言え無くなる

実際宿題があった事も知らない

「た、、多分…」

「馬鹿だなーっ!宿題あった事も知らないんじゃない?」

みのりはいつも図星を言って来る

でも、そんな可愛いみのりが大好きだった

「遅刻するよ!走るぞーっ」

そう言って私の手を引っぱっり学校まで走った


キーンコーンカーンコーン

ギリギリ教室に着いた

「おっはー」

「花奈っ!おはよ」

花奈とは小学校からの仲で親友だった
俺様で命令口調だけど理解し合える、かけがえのない親友だ

「席につきなさーい」

担任の附紫(ツケシバ)先生だ
英語の担当でおばさんだけど優しくて良い先生だ

「今日は掃除が無いので昼休みの後はそのまま授業の支度をしなさい」

先生の話は右から左に流れて行く
必要な話だけを頭に入れておく感じだった

「明後日からは一対一で面談あるからねー!自分の面談日と時間は確認しておく様に!いーい?先生と親じゃないからねー!先生と貴方達よー」

周りが煩いので先生は怒鳴る様な勢いで話ていた

「二者面談か…」

二者面談とは、先生に何でも話せる場だった
私は明後日だ

相談してみようかな

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