太陽が沈むまで

「いただきます」

机にはサラダと肉の炒めものと春巻きが並べられていた

「うまっ」

美味しそうにがっついて食べるはくを見てお母さんは嬉しそうだった

特に会話も無く私は食べ終ると部屋に戻った

「ただいまー」

丁度兄貴が帰って来た

「おかえりー」

兄貴は部屋に鞄を置きに来ると直ぐキッチンへと行った

暫くすると二人が戻って来た

「ゆずー!ゲームやろうぜ!湧もっ」

「んーっ良いよ」

三人は12時までゲームで騒いでいた
途中でお母さんに煩いとも怒られたが楽しいと感じる

この気持ちは今の自分には必要な気がした

そうじゃないと崩れて行きそうだった
何か大きな胸騒ぎがする
そんな感じがした

「んじゃあ、俺そろそろ帰るわ!じゃーな」

少しまだ遊んでいたかったが、今にも寝そうなくらい睡魔が襲って来ていた

はくが帰った後直ぐに風呂に入り眠りにはいった

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