幼なじみが冷たい理由。


「あ、ありがとう。」

祐希が来てくれてなんだか安心した。


「うん。気を付けてね。」

なにを気を付けるのかわかんないけど。

「じゃあ、俺行くから。絶対話しかけないでよ」

「もうなんでなの?!」

まだそのことを言う祐希。
私はついに怒りをぶつけたけど、祐希には効かない。


「なんでも。じゃあね。」


そういってまた人込みに消えた祐希。
祐希の考えてることがわかんない。




< 46 / 61 >

この作品をシェア

pagetop