幼なじみが冷たい理由。



「はいはい。」

「でももう可愛いは調査済み。光の宮の子はみんな可愛いんだけどさ、そん中でも一際目立つのがいたの!名前知りたい〜??」


よくもそんなはしゃげるな。
俺は適当に返事をしておいた。

「はいはい。」


俺たちはクラス分けが書かれた掲示板を見て、それぞれの教室に移動するところ。

もう教室に着きそうだった。


「ふふふ。仕方ないから教えてやるよ。狙うなよ?名前は、木下茜ちゃん!!」


ちょうど教室に着いたときに、名前を大きく言った康太。


……え?


「…え?」


驚くと同時に、隣から声が聞こえてきた。


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