ぬくもり
病院は時間も時間なだけに、他の患者の姿はなく、すぐに優をみてくれた。
優は2針も縫う事になってしまった。
看護婦さんが私と優を引き離し、私は廊下に出されてしまう。
「お母さんは、ここで待ってて下さいね。
一緒だとお母さんの方が、お子さんの姿につらくなっちゃいますから。」
看護婦さんの手で、診察室のドアは閉められた。
「優ちゃん、どうでしたか?」
岡崎さんが心配そうな顔で聞いた。
「2針縫うそうです。
あっ、もう大丈夫ですから。
きっと凌君と翔君もまってますよね。
すいません。
本当にどーもありがとうございました。」
私は岡崎さんに深く頭を下げる。
診察室からは優の甲高い泣き声があがる。
私の目からは堪えきれない涙が次々と溢れる。
優は2針も縫う事になってしまった。
看護婦さんが私と優を引き離し、私は廊下に出されてしまう。
「お母さんは、ここで待ってて下さいね。
一緒だとお母さんの方が、お子さんの姿につらくなっちゃいますから。」
看護婦さんの手で、診察室のドアは閉められた。
「優ちゃん、どうでしたか?」
岡崎さんが心配そうな顔で聞いた。
「2針縫うそうです。
あっ、もう大丈夫ですから。
きっと凌君と翔君もまってますよね。
すいません。
本当にどーもありがとうございました。」
私は岡崎さんに深く頭を下げる。
診察室からは優の甲高い泣き声があがる。
私の目からは堪えきれない涙が次々と溢れる。