田舎に行こう
その後も母親の弾丸トークは
延々と続き・・・・
その内容は、お酒の量に比例して
どんどんよそ道にそれていった。

初めは初恋の彼のことを
中心に話していたが・・・
その後は、どれだけ自分が
モテていたのかやら
水商売をしていてどんなものを
貢いでもらったのか・・・・
それに関しては、奈津も知っていて
ここまで乗ってきた車も貢物の1つだった。

そして散々、自分の話をしまくった後、
疲れて寝てしまった。

急に静かになった部屋の中で
片付けする気分にもなれず、
ぼんやりと外を眺めていた。

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