あなたと恋に落ちた場合。

「…やっぱり似合う、」

俺の声に目を開けた彼女は嬉しそうに笑って、

「わっ!かわいいピンだ!!!ありがとう世那先輩、!」

俺の胸におでこをぐりぐりーってなでつけるんだ。

「…じゃあ、わたしからハイ!」

「猫のキーホルダー?」

「うん、先輩ににててかわいかったからお揃いで買っちゃった!」

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