あなたと恋に落ちた場合。

「なあ!陽葵!今日ひまか?」

「うん!…あー、でも、放課後1時間くらい用事あるから待たせちゃうかも、」

待っててくれる?と少し申し訳なさそうに眉を下げる陽葵に、笑いながら言う。
「もちろん!」

待つのは嫌いじゃねえし、好きな子を待つ時間ってすげー楽しく感じねえ?

だから待つのは全然良いんだけど、






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