あなたと恋に落ちた場合。

…そんな姿もかわいいな。

「…ひまちゃん、わたしずっといたよ?」

「…ええええ!!!!恥ずかしすぎる!!!」

なんて目の前の志穂と話す陽葵は顔を赤く染めていて、

「…志穂、早く帰れよ。」

早く陽葵と二人になりてえ。

「ちょっ、雅っ!?そんな言い方しなくても、」

「ハイハイ、邪魔者は退散しますよ〜、
そんな緩みきったお兄ミタクナイ。じゃあひまちゃんまたねー!」

そう言って、嵐のように去っていった妹。

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