たんぽぽの綿毛 ~君想い~

「まてまてまて?!
いつもの!!!」

「眠いから。寝る。」

そう言って、冷たくする。

その理由はね、うちがゆうきの反応が

好きだから。

これ、ないしょね。


「由乃きらーい。だいっきらーい

俺、明日学校いかねーーー。いいし。

俺、龍騎さんの所いって話してくる

(龍騎さーん由乃って寝てる時寝言で
おつかれさーんって言ってるんですよー)

って言っちゃうかんな?!

いいの?!ごーよんさんにーいち。

はい。決定」

なんて、独り言のように喋るから

私は笑がこぼれる。

これって、幸せな時間かな。

「てかさ、おつかれさーんってなに?!

モー、怒った。別れる!!バカヤロー」

「ごめんってごめん!!

でも、、、ほんとに、言ってるんだよ?」

そう、ゆうきは言いながら笑ってた。

だから、私も自然と笑える。

そして、私は掟を守る。

「わかったよ。分かりました。」

「はい。どうぞ!!!」

「愛してる。ゆうき明日も頑張れ!!」

そう、この言葉を毎晩言うんだ。



「よくできました。俺からも…

愛してんでー由乃ちゃん明日もふぁいと!」
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