たんぽぽの綿毛 ~君想い~
「今から買い物をします。
由乃は俺の聞かれたことだけ話してね
それ以外に口出ししたらあげません。」
なんて、真顔で言った。
「なに?!
意味わかんないんだけど!!」
「いいから。黙れ俺の言うことに従え
以上 よーいスタート」
そう言われるがまま、私は喋りたいのを
必死に我慢して、ゆうきの言うことを
一言で返した。
「どっち。」
「左」
とか、
「好きな色は」
「黄色」
とか、
そんな一言で返してた。
そして、ようやく喋っていいよって
言われて喋ろうとしたのに、、、